子どもの中に残っていくもの

子どもの中に残っていくもの

こんにちは!!

指導員の奥本祐貴です!!

 

夏休みが終わりましたね。

あっという間だったように感じますが、皆さんはどうですか?

ゆうきコーチの平成最後の夏休みは、とにかく体調管理を意識しました。

おかげで体調を崩すことはなかったのですが、

やろうと思っていたことはあまりできませんでした……。

 

子どもたちも新学期が始まります。

学校が楽しみな子や、気持ちの切り替えが難しい子など、

いろんな想いが交錯する大変な時期です。

引き続き心身の健康に気をつけ、

気持ちよく新学期をスタートさせましょう!!

 

今日は療育風景のご紹介。

 

サンクスでは様々な運動遊びを実施しておりますが、

中でも子どもたちの評判がよかった遊びをご紹介します。

 

今回は私、ゆうきコーチがメインコーチです。

 

 

条件ダッシュ

子どもたちは広いサンクスを走り回るのが大好きです。

しかし、今回はただ走るだけではありません。

 

コーチのかけ声は「よーい、ドン!」ではなく、

「白い服を着ている人だけ、よーい、ドン!」です。

 

すると子どもたちは自分の格好を確認し、

白い服を着た子だけが走っていきます。

他にも、

「名前にカ行が入っている人だけ」

「誕生日が5月6月7月8月の人だけ」

「朝ごはんに、パンを食べた人だけ」

「唐揚げが好きな人だけ」

などなど色んな条件があります。

コーチの声にすぐに反応する子や、

しばらく考えてからピンとくる子、

条件には当てはまらないけど、自分のことを話してくれる子など、

コーチの声に耳をすまして、夢中になって取り組みました。

 

 

☆ボール太鼓

ボール遊びは投げたり蹴ったりだけではありません。

リズムに合わせて、手でボールを叩きます。

 

最初はメトロノームの音に合わせて、簡単な拍子から。

次はみんなも知っている音楽に合わせて叩きます。

 

アンサンブルにも挑戦しましたが、さすがに難しかったです……。

 

ただのリズム遊びのようですが、楽器を叩くのとは違い、

ボールを固定する足や、強く叩く腕がクタクタになります。

それでも音楽をかけている間は音に集中し、気分もノリノリで取り組めました。

音楽をかけながらの運動は子どもたちも大好きなので、

様々な運動に挑戦していきます。

 

 

子どもたちの楽しそうな笑顔と、

「あの遊びが楽しかった!!」

「あの遊びをもう一度したい!!」

という声がとても嬉しく、コーチたちのパワーの源になります。

やらされたことよりも、やりたいと思ったことの方が、

しんどかったことよりも、楽しかったことの方が、

技術も記憶も染みつくものです。

 

しんどい運動をやらされた……ではなく、

楽しい運動を頑張った!! になるように。

平成最後の夏が終わります。

子どもたちの貴重な時間を貸してもらって、

様々な経験や楽しい思い出など、

子どもたちの中に残る取り組みを心がけてまいります。