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3月 2021 Archive

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おうちでできる体幹の筋力トレーニング

皆様こんにちは。

2021年1月からサンクス運動療育クラブに入りました、理学療法士の内山です。

本日は、内山がブログを担当させていただきます。

 

今回のテーマは

お家でできる“体幹”の筋力トレーニングです。

 

目的は2つ、

“①姿勢崩れ防止”

“②バランス能力向上”

です!

 

“①姿勢崩れ防止”について

授業中や療育中、食事中など、ある姿勢を保っておかないといけない場面は生活の中で多くあると思います。その姿勢を崩さず保っておくために体幹の筋力は大切になってきます。

 

“②バランス能力向上”について

バランスには色々な要素が関与しているのですが、体幹筋力が弱いと座ったり、立ったり、歩いたり、走ったり、ジャンプをしたりするとき体幹がグラグラと不安定になり、床や座面から受けるエネルギーを全身にうまく伝えることができません。

そのため何か動作をする時、体幹が安定することで、バランスを保つ重要な役割を果たしてくれます。

 

これらの目的を果たす上で、体幹筋の中で最も奥にある筋肉について説明します。

 

それは「腹横筋(ふくおうきん)」という体幹筋です。「腹横筋」は胸腰筋膜、肋骨(あばら骨)、骨盤から腹直筋鞘に付いている筋肉で、“横”という文字が入っている通り横向き(水平)に走っています。

分かりやすく説明すると“コルセット”のように背中からお腹にかけて横向きについている筋肉です。

 

「腹横筋」の大切な作用は“腹圧”をあげることです。

次のような、風船を想像してみてください。

・空気がしっかりと入ったパンパンな風船

・空気が入っていないしわしわな風船

パンパンな風船の方が、圧がかかりしっかりしているのが想像できると思います。

実際に、腹横筋はパンパンな風船のようにその腹圧を“ギュッ”と加え、体幹を支えてくれています。

 

さて、腹横筋について知ってもらったところで、腹横筋が2つの目的を果たすために大切なことが分かっていただけましたでしょうか?

座ったり、立ったりする姿勢を保ち、走ったり、ジャンプしたりするなかで体幹を安定させ、バランスを保つ大切な筋肉になります。

 

それでは、おうちでできる体幹の筋力トレーニング方法を紹介いたします。

①ハイハイ

1.ハイハイの姿勢をとる

2.背中にタオルやぬいぐるみ、ボールなどを乗せる

3.背中に乗せた物が落ちないようにハイハイをする

前向きだけではなく、後ろ向きや横向き、その場で回転なども挑戦!

 

②クマさんジャンケン

1.手のひらと足の裏(つま先)で体を支え、高這いの姿勢(クマさん)をとる

2.クマさんの姿勢のまま足を使いジャンケンをする

パーやチョキはできるだけ大きく足を開く!

 

③風船を膨らます

1.お腹に力が入っているのを意識しながら風船を膨らます

 

④焼き芋ゴロゴロ

おまけの運動です!

1.じゅうたんや布団の上でまっすぐ横に転がる

できれば手も足も床から浮かしたまま!!

 

 

これがトレーニング?と思われたかもしれません。

今回ご紹介した腹横筋は、上体起こしのような腹筋運動より上記の運動の方が集中的に使うことができます。

ぜひご家庭で遊びの一つとして入れて頂ければと思います。

On 2021年3月24日 Filed under スタッフブログ

スタッフ研修~コーディネーショントレーニング編~ 

スタッフ研修~コーディネーショントレーニング編~ 

皆さんこんにちは! サンクス運動療育クラブ管理者  小林香絵です。

つい最近、スタッフ研修の投稿をしましたが、

今回は身体の面での研修。

最近は、スタッフのスキルアップのために、たくさんの時間を設けています。

 

 

今回は、金尾亮兵 先生をお招きし、コーディネーショントレーニングについてのスタッフ研修を行いました。

金尾先生は、福山市内で理学療法士として医療現場で活躍する傍ら、同市内にて複数の体の専門家の方々と EVER FIT というこどもから大人までの幅広い対象へ、健康増進や体を動かす楽しさを伝える団体活動をされています。

サンクスは、コーディネーション7つの能力を中心に、日々のこどもたちの療育を行っていますが、その療育の提供の質をさらに高めるために、日々取り組んでいます。

 

そこで、専門的にコオーディネーション(本来co-ordinationと書き、コオーディネーションという読み方もあるそうです)を勉強されている金尾先生に、私たちが日常提供している支援知識をさらに深めるためにお力を貸していただきました!

 

 

コーディネーショントレーニングは、神経に着目したトレーニングです。

「見る・聞く」などの感覚で得た情報をもとに、身体の動きを調整することで、ただ漠然と体を動かすのではなく、考えて体を動かすことがポイントとなります。

 

その理論や、

指導者として、私たちがこどもに運動学習を促すフィードバックの仕方なども教えていただき

「本人が考える」ということの重要さを改めて感じました。

 

(少し話はそれますが、他のことに関しても同様に、私たちは、最初から答えを教えるのでは本人の学びにはつながらず、本人にヒントをあたえて自分でどうすればいいか考えることを見守ることが本人の成長のために大切であり、親切心で答えを教えることは、実は本人の学びの機会を奪ってしまうのだと、改めて考えました)

 

目からウロコの知識や方法をたくさん学ばせて頂きました。

 

スタッフ一同、さらに充実した支援が提供できるよう、頑張っていきたいとみんなで力を合わせていきたいと思っています。

 

身体が健康で、且つ、より充実した活動ができるために、身体機能を高めることは、その人の人生を豊かにする事でもあります。

 

自分でできることが増えることで、自信につながり、心にゆとりがゆとりが持てることで、対人面に影響してくることも大いにあると思います。

 

私たちが出逢うことのできるこども達は、限られているけれど、ひとりでもたくさんのこども達に「できた!」というう喜びの感情や、「自分にはできる!」と挑戦してみようという気持ちを体験して欲しいと思っています。

 

金尾先生、貴重な学びをありがとうございました。

この場を借りてお礼申し上げます。

 

そして、スタッフのみんな、いつも全力で支援に取り組もうと努力してくれてありがとう。

これからも、みんなで一緒に笑顔で、いろんなことを成し遂げていこう。

私たちが笑顔で働けることが、関わる利用者のご家庭やこどもたちの笑顔に繋がると思っています(^-^)

 

On 2021年3月10日 Filed under スタッフブログ

聴覚情報処理障がい

聴覚情報処理障がい

こんにちは!

指導員の奥本です!

 

とても久しぶりのブログ更新です。

なかなか記事を書く時間が確保できませんが、その分、子どもたちの支援に丁寧に向き合えている気がします。

 

職員の入れ替わりやコロナ対策などでバタバタしていましたが、新体制も落ち着き、明るい雰囲気の職場づくりができていると思います。

 

また、子どもたちも新しいコーチたちとすぐに打ち解け、一緒に遊ぶ風景がたくさん見られてよかったです。

 

一方、あまり遊びに誘われなくなったゆうきコーチは少し寂しがっています。

もうピチピチの新人職員ではないんだなぁ……。

でも中身はまだまだフレッシュです!!

 

今回は“聞く”に関するお話です。

 

皆さんは「聴覚情報処理障がい(APD)」というワードを聞いたことはありますか?

 

聴力は正常、もしくは軽度の難聴でも充分に音声は聞こえているはずなのに、脳の機能障がいのために、特定の条件で聞こえにくさがあったり、音声を情報として認識するのが困難だったりする状態のことです。

発達障がいと併発しやすく、心理的ストレスや睡眠不足が原因となることもあります。

 

子どもたちの中にも、いくら話しかけても気づかない子や、話の内容を覚えたり理解したりするのが難しい子もいます。

それらが一概にAPDが原因とはいえませんが、聞くことが苦手な子の背景には、単に理解力がない、集中力がないというだけではないのかもしれません。

 

他にも、聞き誤ることが多い、雑音の中で聞き取りにくい、複数人での会話が苦手、早口や小さい声が聞き取りにくい、長い話が苦手、などなど……

程度はどうあれ身に覚えのある人もいるのではないでしょうか。

私自身も聞くことが苦手で、人の話が音楽を聞いている時と同じように聞こえることがあります。

 

 

これらはカクテルパーティー効果の働きが弱いために起こると考えられます。

カクテルパーティー効果とは、大勢の人が雑談している中でも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは自然と聞き取ることができる脳の機能です。

 

発達障がいをもつ人は聴覚過敏という特徴をもっていることが多く、周囲の雑音をより敏感に感知してしまうことから、カクテルパーティー効果が弱い傾向にあります。

 

 

聴覚情報処理障がいの疑いがある場合、なるべく雑音が少ない静かな環境を用意するなど、環境への配慮が重要になります。

他にも、絵やジェスチャーなど視覚的に情報を伝えることも有効です。口を大きく開け、口の動きに注目することで聞き取りやすいこともあります。

 

何かが困難な場合、その人の努力不足を指摘されることがありますが、もしかしたら、その人の特性として苦手だったり、隠れた障害があったりするのかもしれません。

苦手なことがあるからといって必ずしも障がいがあるわけではありませんが、どんな人にも得意・不得意がありますよね。

 

苦手なことも環境の改善や周囲の人の配慮によって、難しさが軽減できるかもしれません。

視力が低い人がメガネやコンタクトレンズをするように、苦手をカバーし合うことが当たり前の世の中になるといいですね。

 

 

https://nurse-life.info/adhd/complications/apd/

On 2021年3月5日 Filed under スタッフブログ

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