こんにちは!!
保育士の奥本です!!
先日、スタッフ研修を行いました。
今回のテーマは「こども達への説明」。
運動前やSSTの場面を想定してロールプレイを行いました。
運動のやり方やルールの説明、SSTの進め方など確認します。
話し方はもちろん、環境設定や視覚的支援など、様々なスキルを取り入れ、こども達にとって分かりやすい説明はどんなものか研究しました。
運動のやり方をよく理解し、見通しをもつことができれば、安心して活動に取り組むことができます。
「自分で聞いて理解できた!!」
「説明どおりにやったらできた!!」
と、頑張りや自信に繫げていきたいです。
合理的配慮と、支援度を調整することは、似ているようで違います。
社会の中で一人一人が主体的に生きていく上では、ハンディとなることをカバーすることで自立度を高めることができます。
この合理的配慮は大切な事ですが、
現状を手厚くカバーすることで、ご本人自身が工夫や努力をしなくても良い状況を作りすぎると、これからの人生、配慮をしてくれる人が居ないと自立した活動ができない、ということになってしまいます。
将来、こども達が社会に出て「就労」という場面に身を置いたとき、「こうしてもらえないと働けない」ということが多すぎると、働くことの選択肢が少なくなるなど、その時に新たに困り感ができるということもあります。
なので、
支援者のの配慮 × ご本人の挑戦 の掛け合わせが大切になってきますが、
まずは第一ステップとして、こちらの工夫で、こども達の「できた!」という経験を積み重ねて挑戦することへの意欲の土台をしっかり作ることをサポートしていきたいと考えています。