こんにちは!!
保育士の奥本です!!
サンクスの運動療育ではコーディネーショントレーニングを取り入れています。(詳しくはこちらの記事をご参照ください)
コーディネーショントレーニングは7つの要素(リズム能力・バランス能力・連結能力・反応能力・変換能力・定位能力・識別能力)から構成されています。
今回はその中の反応能力について解説いたします。
反応能力とは、合図を素早く察知して行動に移す能力です。
聴覚や視覚、触覚や筋感覚で合図を察知した後、
・適切なタイミング
・適切な強度
・適切な動作
での運動を可能にする能力です。
またこれら一連の流れを速く、スムーズにすることも可能です。
情報の収集、処理のスピードを速めることで、対象の動きに合わせることや、動きを読むことも可能にします。
様々なスポーツに必要な能力です。
この能力が低いと、合図に素早く反応することが難しいです。
合図の後にあたふたしてしまい、その後の適切な動作に移すことも難しいでしょう。
まずは情報を察知、収集、処理する練習をしましょう。
合図を察知することに感覚を集中させます。
少しずつ次の動作に繫げていきます。
そのためには予め適切な動作ができる状態になければなりません。
様々な運動を経験し、あらゆる動作を習得しましょう。
感覚過敏な子は他の刺激によって集中を持続させることが難しく、また感覚鈍麻な子はそもそも合図を察知することが難しい傾向にあります。
その子に合った環境を整え、集中力を発揮できるトレーニングから感覚を鍛えましょう。