こんにちは!!
保育士の奥本です!!
サンクスの運動療育ではコーディネーショントレーニングを取り入れています。(詳しくはこちらの記事をご参照ください)
コーディネーショントレーニングは7つの要素(リズム能力・バランス能力・連結能力・反応能力・変換能力・定位能力・識別能力)から構成されています。
今回はその中の連結能力について解説いたします。
連結能力とは関節や筋肉をタイミングよく、無駄なく動かす能力です。
力加減やスピード調節によって体の動きをスムーズにします。
スポーツが苦手な人の特徴として
・動きがぎこちない
・無駄な動きが多い
・体(肩)に力が入りすぎ
といったものが挙げられます。
一方、スポーツ選手の動きをスロー再生すると手足がしなやかに動いているのが分かります。
パワーを込める、抜くという感覚をスムーズに行なうことで体はしなやかに、滑らかに動き、高いパフォーマンスにも繋がります。
またこのしなやかさは怪我防止にも繋がります。
連結能力を鍛えるためには体の多くの部位を動かすこと。
とにかく様々な動きを行うことが大切になります。
【トレーニング例】
・手足別々体操
手は3拍子で上横下に動かす。
足は2拍子で開閉する
・クロスタッチ
右手で左足、左手で右足をタッチする。
前面と後面で行う。
・色々な走り方
体の上下(もしくは前後)で手を叩きながらスキップする。
腕を回しながら走る。
などなど。
さらに多くの種類の動きを繰り返すことで、体を動かす感覚を養います。
少しずつパワーの加減や調節ができるようになり、しなやかさに繋がるでしょう。
体をスムーズに動かすためには体の柔軟性やボディイメ―ジ、動きのリズム感など様々な要素が必要です。
それらを鍛えるためにもたくさんのバリエーションの動きを取り組みましょう。
運動習慣や生活動作が固定化されると使用する筋肉や感覚は限られます。
使わない筋肉は日々衰え、柔軟性も落ち、感覚も鈍っていきます。
意識的に、様々な動かし方をすることが重要なのです。
コーディネーショントレーニングで様々な運動を取り組みましょう。