こんにちは!!
指導員の奥本祐貴です!!
あっという間に四月も終わりますね。
この時期になると、初々しい新一年生や新社会人の姿も少なくなってきます。
新しく慣れない環境はとても大変です。気張りすぎずに頑張りましょう。
ここで「新一年生・新社会人」とかけまして「風船」と解く。
その心は、
どちらも「きたい」が詰まってます。
今回は熱中症についてお話します。
暑い環境で発生する様々な内科的疾患を総じて熱中症といいます。
脱水によって体温調節の諸機能が破綻し、時に死に至ることもある障害です。
熱中症は症状から熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病の4つに分けられます。
個別疾患というよりは、
暑熱環境下で運動を続ける
↓
脱水や血圧低下の症状が起こる
↓
体温の異常上昇や虚脱状態に至る
という、症状が進行していく中で連続して起こる症状との認識が必要です。
症状の程度は、
熱の逃げにくさ、熱を逃がす能力、運動で作られる熱の大きさによって決まります。
熱中症が発症した場合は20分以内の処置が必要とされます。
以下の対応を行ってください。
1.涼しい場所への避難
2.体を冷却
3.水分(塩分)補給
体の冷却には
・衣服を緩める
・常温の水かぬるま湯を霧吹きなどで体に吹きかける
・扇風機やうちわで扇ぐ
・首や腋の下などに氷を当てて血液を冷やす
などが有効です。
水分補給は冷たい飲み物がいいですが、意識障害や嘔吐がある場合は、窒息の危険があるので水分は避けましょう。