連休もあっという間に終わり、またいつもの毎日が始まり、本格的にサンクスにも子供たちのにぎやかな笑い声が戻ってきました(^-^)
今日は、サンクス運動療育クラブの定番メニューのボールを使った療育の様子をお伝えします。
今日のメインコーチは、ゆうきコーチ。
ゆうきコーチはコーディネーショントレーニングをいろんな形で取り入れるのが得意です。今日も存分にコーディネーション日和。
まず、ボールを使ってバランス感覚のトレーニングをします。
最初は簡単なバランスポーズから開始して、徐々にレベルを上げていきます。確実にこなせるような目標設定をするので、子供たちは必ず「できた~!」という言葉を発することができます。ポジティブな言葉を発するって、すごくポジティブ脳をつくるのに有効なんですよ。言葉にして、「自分にはできる」と確認を繰り返すことで、潜在的に自信が定着してきます。
そして、もう少し高い目標に。
地道に時間をかけて、子供たちの自信を作っていくことで、崩れにくいものになっていきます。
次に、足でボールをドリブルするメニュー。
専門的な声掛け技法で、にぎやかに騒ぎまくっている子供たちも一気に静かに並んで聞くことができます。
まずはまっすぐボールを蹴りながら前進することから。
どのくらいの力で蹴れば、どのあたりにボールが転がるか確認する練習ができます。
自分の体以外に、物も加わり、同時にコントロールしなければいけないこの技術は、発達障害の子供たちにはなかなか難しいものです。だけど、必ず子供たちはできるようになる力を持っています!
ただ、これが改善できるかどうかは、どれだけトレーニングを繰り返すことができるかが重要になってきます。最初はうまくいかない経験が多いため、そこで失敗体験を重ねて「自分にはできない」「やりたくない」になってしまうのです。
まずは、簡単な内容で「できた!」を少しづつ、少しづつ重ねて、次にも実践してみようという心をつないでいきましょう。
そこから、ジグザグのドリブルへ。
かなり難しい内容になってきますが、サンクスに来ている子供たちは、前向きにチャレンジしています(^-^)
今日も、たくさんの「できた!」が飛び交っていました!
笑顔で帰っていく子供たちを見送りできることが、本当に私たちの喜びです☆
サンクス運動療育クラブ 小林香絵