こんにちは!!
保育士の奥本です!!
サンクスの運動療育ではコーディネーショントレーニングを取り入れています。(詳しくはこちらの記事をご参照ください【コーディネーショントレーニング】)
コーディネーショントレーニングは7つの要素(リズム能力・バランス能力・連結能力・反応能力・変換能力・定位能力・識別能力)から構成されています。
今回はその中のリズム能力について解説いたします。
リズム能力とは
リズム能力を鍛えることでリズミカルな動きを可能にします。
正確なリズムをとれるだけでなく、必要に応じてリズムを変化させることもできます。
例:スキップ、なわとび、ダンスetc…
その詳細は目や耳から得た情報を動きによって表現する能力です。
また、頭の中のイメージの動きを現実化する能力ともいえます。
よって目で見た動きの真似をする能力でもあります。
あらゆるスポーツの上達の基礎となる能力です。
鍛えるために
まずは情報を正確に取得する練習をしましょう。
コーチのお手本を見る、合図を聞くなどして情報を取得し、その通りに身体を動かします。
初めは単調でゆっくりな動作から合わせていきます。
同時に反応能力も意識しながら運動することで情報をより早く取得し、よりスムーズに動けるようになります。
さらにリズムや動きに変化をもたせましょう。
テンポを変えたり、不規則にしたり、動きを複雑にしたりとレベルアップします。
様々なリズム(動き)を経験することで、より細かいリズムをとることができます。
そうすることで自らリズムを変化させることもできます。
リズム感を体に染み込ませるためにトレーニングに楽器の演奏を取り入れるスポーツ選手もいるそうです。
サンクスでも音楽やメトロノームをつかった運動遊びを行っています。
まずは簡単な動作から少しずつレベルを上げ、様々な動きを経験しましょう。
身体をよりリズミカルに動かせるようになれば運動がもっと楽しくなります。
楽しみながらトレーニングしていきましょうね。