いつもありがとうございます。サンクス運動療育クラブ管理者 小林香絵です。
今週は本当に寒い日が続きましたね。この寒さで、体調を崩された方もいるのではと心配しています。
今のタイミングではコロナ感染への不安も重なり、体調がしんどいことに重ねて感染への不安もダブルになるので精神的にも疲れますね。。。。。
年末年始も近いので、どうか皆さん安全に、健康で過ごしていただきたいと心から願っています。そのためには、今、一人一人ができることを意識していきましょう。
さて、今日は、サンクスの保護者支援のお話をさせてください。
お子様たちの支援は、私たちのメインの業務であるとほとんどの方にはそう認識されているかもしれませんが、同じくらい大切なことに、保護者支援があります。
特に今のタイミングでは、コロナ感染防止のために行動にも制限や不安感が伴なったり、
お子様の学年によっては進学などの悩みもあったりと、保護者の方のストレスも強い状態が多いのかなと思います。
そんな時には、自分で抱えずに、遠慮なく不安な気持ちを教えてください。
実際の保護者相談でのケースをご紹介しますと、お母さんが悩みを相談したいとの申し出があると、サンクスにお越しいただいたり、電話だったり、ご家庭に訪問したりとご家庭の都合に合わせてお話を聞かせていただいています。
相談内容をお聞きしながら、いま問題となっていることは何が原因なのか、ということをしっかり分析します。
例えば勉強ができない、ということに関しても、
勉強の理解ができない認知の問題なのか、
勉強する環境が整っていないことで影響を受ける特性の問題なのか
勉強に対するモチベーションの問題なのか
そもそも体の調子が悪いのか
によって、対応する方法が全く違ってくるんですよね。
一緒に話しながら、どの原因からきているのか一緒に考えて、保護者の方の問題解決のスキル向上もお手伝いします。
そこまで専門的な話をしていく事もあったりしますが、
時には、ネガティブな視点にはまってしまって、できていないことや、足りないことばかりに目が行ってしまっている状態に対して、今ある事やできていることに視点を向けるお手伝いをすることもあります。
ひとりでは視野が狭くなってしまい、そこから抜け出せなくなってしまっているところをグイッと視野を広げるお手伝いをすることで、「あれ、できていること、意外に多かったわ」と、悩んでいたことを忘れる方もいらっしゃいますし、
ただ、話を聞いてもらえただけで気持ちが軽くなったわ、という場合もあります。
上記のように、保護者の悩みの解決方法もいろんな形があります。
ほとんどが、「聞いてもらえてほっとした」ということだけで気持ちが軽くなっていただけるようです。
保護者の方が帰り際に行って下さる
「話してよかった」「気持ちが楽になった」
この言葉たちがどれだけやりがいを感じることか。
逆にこちらの方が励まされることもあります。
頑張っているのはこども達だけではありません。
その背景で、いつも自分をさておいても大切なお子様のことを考えてくださっている保護者の皆さんも、大切な主役です。
保護者の不安定さがお子様に影響することも大いにありますので、
まずはその保護者が笑顔になれるように、ということも大切にしています。
困っていることがあっても、遠慮してなかなか言い出せないという保護者の方も多いかと思います。
私たちはいつでも話を聞く準備をしていますから、
安心してヘルプを出してくださいね。
一緒に、安心感をつくっていきましょう(^-^)