こんにちは!!
指導員の奥本祐貴です!!
療育中は子どもたちを楽しませるために、
女の子になったり怪獣になったりしますが、
先日、宮本コーチが、
「夢の中でゆうきコーチがスカートをはいてたんです!!
違和感なかったです!!」
と言っていました……。
子どもたちを笑わせるネタがまた1つ増えました!!
今回はトレーニングの7原則についてご紹介します。
効果的にトレーニングを行い、かつ怪我を予防するために知っておきたい知識です。
① オーバーロード(過負荷)の原則
トレーニングを行う時は、ある一定以上の負荷で運動しなければ効果は得られないという法則。
楽にこなせる運動だけ続けるのではなく、しんどいなと感じてからが効果を得られているということです。
② 漸進性の原則
筋力に応じて、次第に負荷刺激(強度・量など)を少しずつ高めていくこと。同時にトレーニング種目や負荷のかけ方などを高度化・効率化・細分化していく。
運動を続ければ必ずレベルアップしますから、能力に合わせてハードルを高くしましょう。
③ 継続性(反復性)の原則
1回のトレーニングによる即効性だけで効果は得られない。適度な間隔と頻度で繰り返し反復すること。
何事も三日坊主にせず、継続して取り組むことが大切です。
④ 特異性の原則
トレーニングの種目や負荷、回数や休憩の長さによって得られる効果が違う。そのトレーニングでどんな効果があるか、これからどこを鍛えたいのかを頭に入れて、メニューを考える必要がある。
腕力を鍛えたいのに、走り込みばかりしても効果は薄いです。そのトレーニングがもつ特性を理解しましょう。
⑤ 全面性の原則
全身をバランス良くトレーニングし、総合的に体力要素(筋力・持久力・瞬発力・敏捷性・平衡性・柔軟性など)を高めていく。一ヶ所の部位だけ鍛えると全身のバランスが崩れて怪我しやすくなったり、パフォーマンスが低下したりする。
上半身を鍛えたら下半身、右側を鍛えたら左側と、バランスを意識しましょう。
⑥ 個別性の原則
年齢や性別、体力、体格、健康状態、トレーニング経験、トレーニング目的などによって、必要なトレーニングは異なる。個人差を考慮しながらトレーニング内容を選択することが大切である。
同じトレーニングでも人によって得られる効果が違いますから、その人に合った内容を設定しましょう。
⑦ 意識性の原則
トレーニングの目的、方法、効果などきちんと理解し、目的意識と向上心をもってトレーニングに取り組むことが重要。
「自分は今、○○を鍛えているんだ!」と頭に入れて意識すると、ただ言われたことをやるよりも効果的です。
以上がトレーニングの7原則です。
言われてみれば当たり前なことでも、忘れがちなことばかり。
効果のないトレーニングはやりがいもなく、楽しくもないです。
少しでも効果がでるように、意識して取り組んでみてください。
そういえば高校の部活で、
①継続 ②反復 ③意識 が大切だ
と教わったような覚えがあります。
指導者や時代によって理論や常識は変化します。
教わったこと、本で読んだことなどそのまま鵜呑みにするのではなく、
今、何が必要なのか、取捨選択することが大切です。
それは子どもには難しいことかもしれません。
指導者として知識に自信をもち、責任をもち、
その子に見合った方法へ導きましょう。
こんな偉そうなことを言っていますが、私もまだまだ勉強中。
子どもたちと一緒に成長してまいります。