こんにちは!!
指導員の奥本祐貴です!!
非常に暑い日が続きますが、体調を崩していませんか?
【ゆうきコーチの雑学コーナー☆】
そういえば、今年は蚊が少ないと思いませんか?
実は蚊は気温が35℃を超えると活動がにぶくなるそうです。
丈夫な虫でもしんどい暑さですから、気をつけないといけませんね。
今回は、そんな暑さ対策の記事になります。
以前、水分補給についての記事で、電解質(ナトリウム)が含まれた飲み物が良いとご紹介しました。
今回はさらに詳しく、水分補給についてご紹介します。
電解質が含まれた飲料といえばスポーツドリンクですが、
このスポーツドリンクには2つの種類があります。
それがアイソトニック飲料と、ハイポトニック飲料です。
この2つの違いは「糖質」にあります。
アイソトニック飲料の方が糖質が多く含まれているのです。
約6%――500mlの中に角砂糖8個分の糖分が入っています。
糖質が2.5%以上の物はアイソトニック飲料、それ以下の物はハイポトニック飲料と分類されます。
これによってアイソトニック飲料はより体液に近い浸透圧をもった飲料になるのです。
ですので、体内への吸収速度が速く、不足した水分やミネラルの補給に最適です。
飲料の表記には「糖質」ではなく「炭水化物」と書かれています。
運動する前から大量に飲むと糖分の摂りすぎになってしまいますので気をつけましょう。
(アクエリアス、ポカリスエットetc…)
一方、ハイポトニック飲料は少し低い浸透圧に調整されています。
運動中、人の体内は一時的に低い浸透圧になるからです。
ですから、運動中はハイポトニック飲料の方が適しています。
(アミノバイタルウォーター、ヴァームウォーターetc…)
運動前は麦茶などでミネラル補給。
運動中は甘くないハイポトニック飲料。
運動後は甘めのアイソトニック飲料。
という飲み方が効率的といえるでしょう。
また、ミネラル補給という点では、経口補水液が適しています。
経口補水液はスポーツドリンクよりも電解質の濃度が高くなっているので、
暑い環境での運動などで、大量の汗をかいた際におすすめです。
※ただし、ナトリウムやカリウムを多く含んでいるので、
疾患のある方や、乳幼児の引用をお控えください。
ここまで長々と運動時の水分補給についてお話してきました。
暑い日が続いています。
アスリートのような運動をしなくても、熱中症で倒れる人も少なくありません。
ただ水分を摂取すればいいだけでなく、どのような水分を、どのタイミングで摂るかも考えなくてはならなくなってきました。
熱中症は死に至る可能性もあります。
特に自力での体調管理が難しい子どもには、大人が充分に配慮する必要があります。
楽しく、健康に、運動を楽しみましょう!!