こんにちは!!
指導員の奥本祐貴です!!
日中は暑いのに朝晩は冷える。そんな気温差で体調を崩しがちです。
他にも気候変動や花粉、低気圧など、外には体調不良の要因がいっぱいです。
それならいっそ外に出ないでおこう!!
そう思って、この間の休日は一日中布団の中で過ごしました。
おかげで日々の疲れがふっとんだゆうきコーチです。
今回は精神的ストレスと運動の関係についてお話しします。
精神的ストレスはいわゆるプレッシャーです。
「失敗したらどうしよう」「早くしなきゃ」という不安や焦り、大事な試合の直前などでの緊張に直面すると、アドレナリンという物質が体内で分泌されます。
アドレナリンの分泌は心臓の興奮状態、血圧の上昇、血管の収縮といった症状を引き起こします。
では、プレッシャーによる症状を細かくみていきましょう。
1.心臓の拍動が速くなったり、血圧が上昇したりする
緊急事態を感じた脳が、素早い判断を下すために空気をたくさん体内へ取り込み、脳へ新鮮な酸素を供給するように指令を出しています。
2.のどの渇きや胃痙攣などが起こる
緊急事態を感じると、一時的に消化器系の活動を止め、消化のためのエネルギーをより必要な器官へ供給しようとするため起こります。
血糖値の上昇はエネルギーを筋肉に供給するためです。
3.手足の先が冷たくなる
皮膚や内臓の血管が収縮し、ケガをしたときの出血量を減少させようとするためです。
こうみると人間が動物的な本能を発揮しているようにみえますね。
ですから、プレッシャーによる体の変化は誰にでも起こりうることなのです。
プレッシャーを感じた状態で、もっと頑張ろう、集中しようと意識するのは逆効果になってしまいます。
だからといって無理にリラックスしようとするのもよくありません。
大切なのはプレッシャーをゼロにするのではなく、コントロールすることです。
そのためには、自分の実力、状態を客観的に分析し、その結果を前向きに受ける止めることが大切です。