集団環境から学ぶこと

新学期始まりましたね。

また今年度も、子どもたちと一緒に「楽しい!」時間をつくりあげていきたいと思います(^-^)

今日のブログは、ちょっと私のつぶやき的なものになってしまいそうです。

あ、ご挨拶遅れました、管理者の小林香絵です。いつもありがとうございます(^-^)

 

 

今日は、私自身がある画像を見て感じたことをお話しさせてください。

まずは、画像から。

私がインターネットを見ていて、目にした新聞の画像でした。

過去と現在の入社式の写真です。

 

 

…ビックリしません?!

これ、逆の間違いじゃないの?!

って一瞬思いました。

 

現代は、多種多様な人たちが世の中にたくさんいて、

「みんなちがって、みんないい」

って言葉もどこかで聞いたことある言葉だし。

 

そんなことを言葉で言っている現代の入社式が、こんな感じです。

 

個性って、どこに・・・?

 

 

こんな時代に生まれ、育つ子どもたちに、私たちはどうやって「自己肯定感」を教えてあげたらいいのでしょう。

周りと一緒であることが安心

周りと一緒であることが正しい

そんな社会の空気感の中で、周りとほんの少しだけ違いがある子どもたち。

 

少し集団から外れたことをしたら  「困った行動」

少し集団から遅れたら 「心配」

そんな目線の中で、どうやって子どもたちは自分の存在を認めて愛せるでしょうか。

 

なんか、本当に生きやすいのか生きにくいのかわからない時代になっていくなぁと思います。

 

大人の世界でもそうですよね。

みんなと違うアイデアを出しても、集団意見に紛れて消えて行ったり

自分の言う意見や、やっている行動が、周りから外れていたら批判されるんじゃないか…と不安になって行動できなかったり。

 

 

自分が納得したいからするはずのことが

「誰かに認められることが優先」  ってそんな風になっていること、多くないですか?

 

 

集団の中で他者と共生できる力は、必要です。

だから、集団の環境を経験することも必要です。

 

だけど、その中で同化することが大切なんじゃない。

「その中での自分」の存在をいかに認めて、自分自身をどれだけ信頼してあげるか

 

そんな心をサンクスで出会う子どもたちには教えてあげたいと思います。

 

 

自分が思ったようにならないことの方が多い人生です。

上手くいかなくて悔しかったり、理解者が見つからなくて淋しいことも体験するかもしれません。

そんなときに一番寄り添ってくれるのは「自己肯定感」です。

自分ができないのはあの人のせいだ、環境のせいだ、とできない理由探しをしている間ってあんまり前に進みません。

 

「どうやったらできるか?」そんなふうに考えられる、未来の自分を子どもたちに見つけさせてあげたいです。

 

画像にあるように、みんなと同じことが正しいことのような錯覚がある現代で、

今、みんなとの違いに困っている子どもたちが、周りと同じデザインのスーツを着ていても、「自分はこのスーツの中で自分らしさを大切にできてるもん!」と

いつでもそのありきたりの衣装を脱げる準備ができるような

そんな人になってほしいな。

 

 

一緒がいいという見解を持たれている方も、集団も、きっとあると思います。

その考え方を否定するための投稿ではありません。

反発を恐れる心を持ちながらこのブログを書くのかどうか、私自身の本音試しでもあります。

 

だって、ここで自分が「こう感じる」って言えないのであれば、

このブログでお話しした私の思いは、結局口だけですよね。

 

よかったです、思いを言葉にできました。

私が先頭きって、子どもたちに伝えたいことを実現させていただきました。

 

 

新学期が始まって、日数が経てばきっと皆さまのお子さんたちもなにかしら集団の中ならではの悩みが発生してくることと思いますが、その中でもお子さんは、親の知らないところで頑張っていることたくさんありますよ!

親の立場は、なぜか視野が狭くなりますよね、見える部分でしか評価しにくいですが、その見えない部分の本人の素敵なところを私たちは一緒に探して見つけていこうと思います!保護者の皆さんとも一緒に子どもたちの「自己肯定感」を育てていきたいです(^-^)

 

皆様のお子様と共に成長させていただけることを、心からありがたく思っています。

本当に、ありがとうございます。