運動と時間

運動と時間

こんにちは!

指導員の奥本です!

 

子どもの発想力って自由で、時にはビックリするような面白い発言もありますよね。

〈サンクス・子ども語録〉

・子「今日、図工の授業でカードゲーム作ったんよ! その名も『コブラでドン!!』」

(なにそれ、めっちゃ気になる……)

・来所時のこと。子「今日はトラブルの匂いがする……」

(何事もなく無事に終わりました)

毎日どんなお話が聞けるかとても楽しみです♪

 

 

今回はスポーツと時間の関係についてお話します。

スポーツをする時間、休憩する時間、スポーツの期間やタイミングなど、様々な要素があり、その違いでトレーニングの効果や疲労の蓄積が大きく変わります。

もちろん、個人差やスポーツの内容にもよりますが、短すぎる休養、長すぎるトレーニングは効率を下げ、怪我のリスクが高まります。

体を動かすと、エネルギー源である筋グリコーゲンが消耗し、細胞や筋肉が損傷します。

筋グリコーゲンの回復には10~46時間。 筋肉の修復には48~72時間が必要だといわれています。

適切な休養が確保できない状態が続くと、オーバートレーニングとなり、疲労ばかりが溜まって効果は見られず、故障のリスクが高まります。

ちなみにグリコーゲンとは、動物の体内でエネルギーを保存しておくための物質で、その分子はエネルギーの源である、糖質(ブドウ糖)で構成されています。ブドウ糖はうどんやバナナ、ハチミツに多く含まれるので、休養の際に摂取すると回復を促します。

 

また筋肉強化のメカニズムで超回復というものがあり、スポーツをするのに欠かせません。この超回復についてはまた次回お話します。

健康的な発育のために毎日60分の運動が推奨されています。

60分間の運動は体力も集中力も持続しない……という時は30分×2や15分×4など、一日の合計が60分を超えるよう調整しましょう。

 

子どもに運動をさせたいと促しても、もしかしたら休養不足かもしれませんし、運動好きな子どもが休むことを忘れてしまうこともあります。子どもの状態を観察しながら、適度な運動を心掛けましょう。

逆に運動不足な子どもにいきなり運動を促してもしんどいです。車を使わずに歩く、エレベーターでなく階段を使うなど、体を動かす習慣を大人と一緒に身に付けるところから始めてみましょう。