粗大運動と微細運動

粗大運動と微細運動

こんにちは!

指導員の奥本祐貴です!

 

2019年も一ヶ月が過ぎ、2月になり、もう終わろうとしてます。

早いものですね。

ちなみに2月は如月といいますが、

これはまだ寒さが残っているので、

衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」

となったそうです。

厳しい寒さが続き、体調不良も続出しております。

体調管理にお気をつけください。

ゆうきコーチは花粉にやられました。

 

今回は今までのブログの中でも何度か出てきた

粗大運動」と「微細運動」についてご説明します。

 

運動の発達は「粗大運動」と「微細運動」の2つに分けられます。

 

粗大運動とは

姿勢の保持や移動運動など、全身をつかう運動です。

歩く、走る

ジャンプする

ボールを投げる

などがこれにあたります。

 

微細運動とは

手や指をつかった細かく精密な動作が必要な運動です。

字を書く

箸を使う

ビーズに紐を通す

積み木で遊ぶ

などがこれにあたります。

 

発達障がいの人は特に微細運動が苦手です。

運動の発達は粗大運動を習得してから微細運動を身に付けます。

ですから、紐を結んだり、ボタンを留めたりするためには、

まず鉄棒を強く握ったり、手で体を支えたりといった運動が大切です。

 

もちろん、個人差がありますから、

特定の動きや、複数の動作を同時に行う協調運動が苦手な人もいます。

運動を習得していくためには訓練が必要になりますが、

運動自体に苦手意識や抵抗感があると難しいです。

本人が安心して、楽しく取り組めるよう、

楽しい遊びの中で取り入れ、使いやすい道具などの環境を整備し、

スモールステップを心がけましょう。

 

また、動きの中でどこを直せばいいのか、

どういう順序で行うのか、

自分で考え、学ぼうとすることが大切です。

 

本人と一緒に確認しながら

運動の感覚をつかんでいきましょう。