積極的休養

積極的休養

こんにちは!

指導員の奥本です!

 

みなさんは年末年始、どのように過ごされましたか?

体調を崩してはいませんか?

 

ゆうきコーチの近年の年末年始は

一昨年……アレルギー性鼻炎の悪化

去年……風邪による高熱

今年……逆流性食道炎

と元気に年を越せていません( ̄Д ̄;)

 

寒さや乾燥、忙しさなど、体調を崩しやすい時期こそ気をつけなければなりませんね。

気を付けていてもこの有様ですから……説得力……

 

 

そんなわけで今回は疲労からの回復の方法についてお話します。

体を動かすと当然疲労します。それは自然な生理反応であり、まったく問題はありません。

大切なのは運動後、より早く疲労から回復することです。

睡眠をたっぷりとる、入浴する、水分・栄養補給をするなど、さまざまなケア方法がありますが、最も大切なのは休養の方法です。

 

以前は横たわるなどして体をしっかりと休める「消極的休養」がよいとされていましたが、昨今は運動後に軽く体を動かす「積極的休養」が主流となっています。

 

 

運動後に起こる疲労は、筋肉に疲労物質が溜まることが原因です。

そこで疲れている時にあえて体を動かすことで、血液の循環を促進し、酸素や栄養を効率よく体に行き渡らせ、溜まった疲労物質を取り除いて疲労回復を早める。

これが「積極的休養」です。

 

具体的な方法として、運動終了直後に行うクーリングダウンがあります。

「積極的休養」の体の動かし方は、「主運動と同じ運動を軽めに行う」という考え方が基本です。

例えば野球ならキャッチボール、マラソンならジョギングといったかんじです。

その後、ストレッチやマッサージ、アイシングなどを行うとより効果的です。

 

 

ただし、「積極的休養」だけ行っていれば「消極的休養」は行わなくてよいというわけではありません。

横になってゆっくりと体を休めることやしっかりと睡眠をとることも、疲労回復に非常に大切です。

運動の後はクーリングダウンを行って血行を促進し、その後で充分に体を休める。

「積極的休養」と「消極的休養」をバランスよくとり、効率よく疲労回復しましょう。