福山市 巡回相談員 就任のご報告

いつもありがとうございます。

サンクス運動療育クラブ 管理者 小林香絵です。

新型コロナウイルスの感染者情報が、再び気になる状況となりました。

お子様の学校や、親御さんの職場などでも気を遣うことが多く、またストレスを感じやすい日々ですね。

サンクスもコロナ対策に全力を尽くしていますが、日常生活を送っているだけでも感染の可能性は避けられないだけに、頭を抱える日々です。

 

とはいえ、私たちの日常は、コロナに関係なく過ぎていきます。

私たちの福祉の活動も、止まることはありません。

 

ということで、本題なのですが、

私、小林は、今年度も福山市教育委員会より、巡回相談員の依頼をいただき、就任させていただくことになりました。

 

巡回相談員とは、専門的な知識や経験を有する者を巡回相談員として委託し、地域内の各学校等を巡回し、当該の学校の教員に、発達障がいを含む児童生徒に対する指導内容・方法に関する助言等を行うものとして位置づけられている役割です。

 

こうやって、自分が障がい福祉分野で積み重ねてきた経験と知識が生かせる機会を与えていただけることは本当にありがたいことであって

このような経験からまたさらに支援者としてのスキルアップの意欲を持たせていただけます。

 

教育と福祉をつなぐ必要性は年々強くなっていて、

そこがしっかりつながるにつれて こども達の学びの環境や安心感、親御さんの子育てのサポート体制がどんどん整っていきます。

 

私は、サンクスで活動するようになって、ずっと目指してきていたことに、

こどもを直接的に支援するだけでなく、そのこどもに関わるご家族や支援者のサポートにもさらに力を注ぐ体制をつくることがありました。

こどもに対してのみの支援は、表面に見えていることに対処するだけのようなもので、その水面下でこどもに大きな影響を与えているのは、ご家族をはじめ、こどもをとりまく環境です。

一番の影響を及ぼす水面下の対処をしておかないと、問題は繰り返し発生し、同じことを繰り返すというサイクルとなります。

わたしは徹底的に、その表面に見えない部分のサポートをしたいと思っています。

 

経験は財産、という言葉の意味が、若い頃はピンとこなかったのですが、今になって、現場で多くの実践経験を積んできたことは、膨大な時間をかけた座学よりはるかに今の活動に役に立っているな、ということを実感しています。

 

今、私の業務は立場上、主に施設運営に比重を置かざるを得ない状況ですが、可能な限り実践の機会を確保して、まだまだ現場職員として通用できる支援技術を伸ばしていきたいです。

いくつになっても、学びは止めない。

そんな姿勢の支援者であり続けます。