環境と体温(体温調節)

環境と体温(体温調節)

こんにちは!!

指導員の奥本祐貴です!!

 

花粉到来の上、朝晩と日中の気温差で体調を崩しやすい日々が続いております。

また年度末で忙しく、あっという間に時間が過ぎて焦らされます。

そんな時こそ運動です!!

ゆうきコーチが奇跡的に元気なのもきっと運動のおかげでしょう!!

体力をつけて元気な日々を過ごしましょう!!!!!!

 

 

前回、前々回の記事で外部環境への配慮と水分補給の大切さを紹介しました。

今回も類似した内容になります。

 

水分補給が必要になるのは、体温調節をしているからです。

運動を行うと、人間の体からは短時間に多量の熱が発生し、それらの熱が皮膚を熱くします。すると体は汗を出し、汗の水分を蒸発させて、熱くなった皮膚を冷やします。

これが体温調節の仕組みです。

他にも、衣服の通気性・吸湿性・放湿性、温度・湿度・気候などの外部条件も体温に大きく関係します。

そして、体温上昇によって生じる体の機能の低下、多量の汗による脱水症状などが生じると熱中症などを引き起こしてしまいます。

 

こうした状態を防ぐために、普段からミネラルバランスに優れた食事をとることや、水分を多めにとることを習慣づけ、汗をかきやすい体質をつくることが大切です。

また、運動時の衣服や環境設定にも気を付けましょう。

 

 

運動をしていると脱水症状や熱中症に気づけないこともあります。

以下の点に当てはまる場合は要注意です。

・爪を押したとき、白色→ピンク色に戻るまで3秒以上かかる

・口の中や唇が乾燥している

・手足が冷たくなっている

・脈が速い

・舌が赤黒くなったり、白くなったりする

 

 

体調や体質には個人差があります。

自分は大丈夫、他の子は大丈夫だからといって環境への配慮を疎かにすると、誰がどこでコンディションを崩しているかわかりません。

一人ひとりの状態をよく観察し、把握しながら、適度な運動・休息を心がけましょう。