専門知識を持つスタッフがいることの必要性を。

専門知識を持つスタッフがいることの必要性を。

こんにちは、サンクス運動療育クラブ 小林です。

 

先日、国立リハビリテーションセンターにて開催された、強度行動障害支援者養成研修の国研修に、広島県の代表として参加させていただきました。

 

この研修は、強い行動障害がある方に対して支援するスタッフに指導する支援者を、さらに指導するための勉強をします。

 

研修では、各県の代表者が集まり、レベルの高い講義を受けてきました。

よりパワーアップした小林になって福山に帰ってきましたよ!

 

 

「強度行動障害」とは、自傷(自分で自分の体を殴ったり、傷つけたりすること)や異食や危険性のある飛び出しなど本人の健康を損ねる行動 や

他人を叩いたり物を壊す、大泣きが何時間も続くなど周囲の人の暮らしに影響を及ぼす行動がある状態の人をいいます。

 

 

今、サンクスを利用してくださっている大半の子どもたちは発達障害の特性を持ち合わせ、生活の中で困っていることを抱えている状況です。

強度行動障害とは一見無関係のように思えるかもしれませんが、共通の有効対応策として

・言語より視覚的な支援のほうが理解しやすい

・見通しがあれば安心して活動できる

・必要なことに焦点を当てるサポートがほしい

などなど、安心して生活するためにどんな配慮をすればいいか、支援に専門的なコツを必要とすることがあります。

 

サンクスでは、子供たちがより療育を有効的に受けることができるよう、視覚的支援を取り入れて、見通しのついた環境設定で子供たちに運動をしてもらえるようにしています。

ここでは、専門性の高い研修を受けたからこそのハイクオリティの支援を提供できるよう、力を入れています!!

 

また、障害の特性に対する専門知識に加えて、体の構造を知り尽くしたトレーナーの監修のもと、トレーニングメニューも設定しています。

 

放課後等デイサービスも、今では数えきれないくらいたくさん増えていますが、専門性の高い療育を受けるには、熱意や愛情だけでなく、それに加えて専門的な知識を持ったスタッフがいる事業所選びも大切なポイントです。

 

サンクスの現場で働くスタッフは、全員発達障害に関する研修を受けています。

また、人権擁護や自閉症支援の知識など、様々な研修修了者で構成されています。

 

子どもを預けるだけでなく、保護者の皆さんが抱える疑問点や悩みもぜひともお話ください!私たちは子供たちのために、保護者の皆さんのサポートも喜んでお手伝いします!!!

 

何か困ったことやお手伝いが必要なことがあればどうぞいつでも声をかけてくださいね。