体幹とインナーマッスル

体幹とインナーマッスル

こんにちは!

指導員の奥本です!

 

コロナウイルスなどの感染症や、気温差による体調悪化が心配ですね。

手洗いや消毒など体調管理に気を付けていても、体調を崩してしまうことは誰にもでもあります。

そんな時には休みましょう。

ちなみにお医者さんによると、「休む」とはただ横になることではありません。

仕事も家事も、やらなければいけないこと、やりたくないこと全てに手を付けずに、やりたいことだけをします。

休むことは悪いことではないし、責められることでもありません。

体も心も休めましょう。

 

 

今回は体幹とインナーマッスルについてお話しします。

 

「体幹が弱い」

とか、

「インナーマッスルを鍛えたい」

という声を聞いたことはありますか?

 

特に多動性のある子は体幹を支える筋緊張が弱く、姿勢を保てないため動き回る特徴があります。

 

体幹は鍛えることでバランスがとれたり、姿勢が良くなったりという印象があると思います。

そんな体幹を鍛えるためには、インナーマッスルを鍛える必要です。

 

では、体幹とインナーマッスルとはどういうものなのでしょうか。

 

〇体幹

体幹とは、頭と両手足を除く胴体の部分、もしくはそこにある筋肉のことを指します。

つまり身体の軸です。

軸がしっかりしていないと効率良くパワーを発揮できません。

 

他にも体幹を鍛えることには様々なメリットがあります。

・身体が引き締まり、ウエストが細くなる

・持久力が上がる

・踏ん張りがきく

・バランスが良くなる

・肩こりや腰痛が改善する

・基礎代謝が上がり、太りにくくなる

などなど良いことづくしです。

 

体幹は生活する中である程度は鍛えられます。

しかし、成長するに伴って、姿勢が悪くなったり、動きに癖がついたりすることで、使われる頻度の少ない筋肉が衰え、様々な身体の悩みや不調に繋がるのです。

 

〇インナーマッスル

インナーマッスルとは身体の中心部分に近い、深い場所にある筋肉の総称です。

深層筋とも呼ばれます。

インナーマッスルは胴体部分である体幹とは違い、腕や足などにもあります。

身体の表面に見える筋肉(アウターマッスル)より小さく、鍛えにくいという特徴があります。

 

インナーマッスルには動作を調整・補助する役割があります。

運動する時、がむしゃらに力を込めても、スムーズに身体は動かず、パワーは伝わりません。

身体を必要なタイミングで、必要な力量だけ動かすことで、パワーを効率よく手足に伝達させたり、身体の動かし方や関節の角度などを調整したりします。

動作に無駄がなくなることで、パフォーマンスの向上や、疲労の減少が期待できます。

 

また、姿勢や関節の位置を安定させることもできます。

それによって怪我をしにくい身体を作り、血行を良くします。

あとは体幹を鍛えるメリットと同じです。

 

〇まとめ

体幹……胴体部分の筋肉

インナーマッスル……身体の中心部分に近い筋肉

これらは指す場所が違っていたのです。

しかしどちらも、運動や生活、身体作りに重要な役割を担っていることは確かです。

 

体幹やインナーマッスルの鍛え方は後日ご紹介します。

運動に関する知識を身に付けるだけでなく、それがどうして大切なのかも意識しながら、身体作りをしていきましょう。